兵庫県には護国神社が2つあるそうで、県東部は神戸、県西部はこの姫路がカバーしているそうだ。 一般に護国神社というのは、もともと明治維新に伴う一連の戦役で死んだ兵士の霊を弔うために、明治天皇の命で建立されたもので、はじめは「招魂社」と言った。
その後、明治・大正・昭和の各時代の戦争の戦死者も英霊として祀るようになり、全国各地に招魂社がつくられた。昭和になると護国神社と改称した。全国の護国神社は52社だったそうだ。一般的には護国神社は官製の神社だったが、北海道のように、中には民間設立の護国神社もある。 この姫路護国神社は、明治26年(1893年)にルーツがあるそうだ。この年から姫路城の一角で招魂祭を行うようになり、昭和13年(1938年)に現在地に社殿が造られた。 太平洋戦争で日本が降伏した際には、護国神社のままでは軍国主義的な性格が存廃問題につながることから、「白鷺宮」と改称した。サンフランシスコ講和条約が成立すると、あらためて姫路護国神社に名称を復している。 射楯兵主神社が古いがゆえに境内が雑然としていたのに比べると、こちらは清々とした(なにもない)境内だ。
【兵庫県神社庁データ】
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参拝日:2005年08月01日 |