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兵庫県

姫路市

播磨国
姫路護國神社

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護国神社

別表神社

 

招魂社

 

所在

兵庫県姫路市本町

創建

昭和13年(1938年)

祭神

兵庫県西部・西南部(播磨・但馬)地区の英霊

兵庫県には護国神社が2つあるそうで、県東部は神戸、県西部はこの姫路がカバーしているそうだ。

一般に護国神社というのは、もともと明治維新に伴う一連の戦役で死んだ兵士の霊を弔うために、明治天皇の命で建立されたもので、はじめは「招魂社」と言った。

その後、明治・大正・昭和の各時代の戦争の戦死者も英霊として祀るようになり、全国各地に招魂社がつくられた。昭和になると護国神社と改称した。全国の護国神社は52社だったそうだ。一般的には護国神社は官製の神社だったが、北海道のように、中には民間設立の護国神社もある。

この姫路護国神社は、明治26年(1893年)にルーツがあるそうだ。この年から姫路城の一角で招魂祭を行うようになり、昭和13年(1938年)に現在地に社殿が造られた。

太平洋戦争で日本が降伏した際には、護国神社のままでは軍国主義的な性格が存廃問題につながることから、「白鷺宮」と改称した。サンフランシスコ講和条約が成立すると、あらためて姫路護国神社に名称を復している。



射楯兵主神社と比べると圧倒的に歴史が短い神社だが、北海道からすれば普通。

射楯兵主神社が古いがゆえに境内が雑然としていたのに比べると、こちらは清々とした(なにもない)境内だ。



御朱印。
お守り。


【兵庫県神社庁データ】
名称 姫路護国神社 No

 

所在 兵庫県姫路市本町 TEL
FAX
例祭日 5月2日・11月2日
社格 護国神社
祭神 兵庫県西部地区の英霊
交通
社殿
境内     
氏子世帯 崇敬者数 
摂末社
備考 

西暦 元号 和暦 事項 備考
     
1893 明治 26   姫路城の一角に祭庭を設けて招魂祭を執う。   
             
1936 昭和 11     護国神社建設が決まる。  
1939 14     社殿が完成。兵庫県姫路護国神社となる。   
1946 〃  21     社号を「白鷺宮」に改称。  
1954 29     社号を「兵庫縣姫路護國神社」に復す。  
             
             
             
             
             

【参考資料】

 『角川日本地名大辞典28兵庫県』(1988)、角川書店

【リンク】
*公式サイト


参拝日:2005年08月01日
追加日:2015年03月09日
修正日:2017年07月18日

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