全国神社仏閣図鑑 |
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宮崎県 |
宮崎市 |
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日向国 |
五所稲荷 |
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宮崎神宮の境内にあるお稲荷さん。 |
宮崎神宮内の末社で、正面から見て右手の方に赤い鳥居が続いている。
明治期に五社を合祀して宮崎神宮の境内に入れたものと思われるが、正確にはわからないらしい。社殿の前にある手水鉢は江戸時代の銘があるとか。
祀られている五柱のうち、「大久米命(おおくめのみこと)」は、神武天皇の東征に従った家臣で、奈良でエウカシが神武天皇を殺すための罠を準備していたところを、逆にその罠を利用してエウカシを殺した。
所在 |
宮崎県宮崎市神宮二丁目 |
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創建 |
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祭神 |
保食神(うけもちのかみ) |
塩土翁(しおつちのおきな)、道臣命(みちのおみのみこと)、椎根津彦命(しいねつひこのみこと)、大久米命(おおくめのみこと) |
保食神(うけもちのかみ)は食べ物の神様で、いわゆるお稲荷さんで祀られる神様である。(稲荷社で典型的に祀られるもう一つの神が宇迦之御魂(ウカノミタマ)で、これも食べ物の神様。)
『日本書紀』によると、アマテラス(天照大御神)が、葦原中原国にいるという保食神に面会してくるように、月夜見(ツクヨミ)に命じる。保食神は月夜見をもてなすために、米と魚を用意する。ところがその用意する方法というのがアレだった。保食神は、陸に向かうと口から米を吐き出し、海へ向かうと口から魚を吐き出すのである。そうやって食べ物を生み出しているのだが、月夜見的には「口から吐き出したものを客に出すとかマジあり得ないし」と言って、保食神をぶっ殺してしまう。
天照は月夜見の行いに激おこになり、一生二度とお前には会わない、と決めた。そんなわけで太陽と月は同時に空に出ないことになったのである。
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五所稲荷は宮崎神宮の境内にあり、明治11年(1878年)に正規に末社となった。
「五所」というぐらいなので、5社を合祀したもので、明治4年(1871年)に稲荷神社、地主神社、稲荷秋葉神社、水分神社、事代主神社の5社を合わせたものだそうだ。ただし、正確な創建年代は不明で、手水鉢には文政10年(1827年)とあるそうで、それよりは古いと考えられているらしい。
最初の入り口を右に行くとこんな感じで、鳥居が連なっている。
いわゆる千本鳥居状態。

千本鳥居というのはなんでこんなことになっているのか、
というと、どうやら人々が我も我もと鳥居を奉納しまくった帰結らしい。
しかしそれだけでは、
どうして稲荷神社だけこんなことになっているのかの説明としては不足だよね。


これは明治百年記念の石碑。

これは拝殿造営記念の石碑。

これが社殿。この手水鉢に文政10年と刻まれている。らしい。(見てない)
さすが南国宮崎!
狛犬が南国っぽい!シーサーみたいなツラして玉乗りしてやがる!

猫的な意味では、
このチョコンと両手を揃えてタマに乗せているポーズだと、
いざというときに咄嗟に身動き取れないよね
片方の前脚をのせて、もう一方は地面、とかならば瞬時に動けるけどさ


なにかの像
境内をフリーダムに跋扈するニワトリを発見!

宮崎地鶏じゃね!?!

近寄ってもちょっと小走りになるぐらいで動じない
さすが宮崎地鶏
伊達に炭火焼きでおいしくいただかれていない
境内にはこういうのがウロウロしている
そうこうしているうちに

宮崎地猫も出現!!
宮崎地鶏を狩るのか!食物連鎖か!!
と思ったけど、興味ない感じだった

明治24年の石碑。とネコ。

宮崎地猫も近づくと小走りになる。
これが県民性か。
境内の裏手は古民家が保存されている。
人は入れないが、猫はOK

そこらへんに何気なく転がっているこれ

石棺だそうだ。
2500年前からこんなの使っていたかと思うと道民としてはすげえと思わざるをえない

【宮崎県神社庁データ】
名称 |
宮崎神宮 |
No |
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所在 |
宮崎県宮崎市神宮二丁目4-1 |
TEL |
0985-27-4004 |
FAX |
0985-27-4030 |
例祭日 |
10月26日 |
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社格 |
官幣大社 |
祭神 |
神日本磐余彦尊(神武天皇) |
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交通 |
JR宮崎神宮駅下車
徒歩10分 |
社殿 |
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境内 |
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氏子世帯 |
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崇敬者数 |
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摂末社 |
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備考 |
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【参考資料】
【リンク】
*五所稲荷神社
*公式サイト
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